『 立ち話もなんなので 』

少しだけ占いと労働相談ができる社労士のたまご。言葉と思考の森によく隠れてつぶやいています。

お話できる過去があるというしあわせ

第一条


このブログは、読者のスキマ時間により生じた暇、手持ち無沙汰又は怠惰による喪失感等に対して、当該読者の余暇の教養と退屈を和らげるためにブログという媒体を通してユーモアを提供することにより、大胆かつ繊細に読者の笑いと精神の安定の向上に寄与することを目的とする。

 

第一条二項

 

書き手は、読者の笑いと精神の安定に寄与するため、常に自分の精神をごきげんに保つよう努めなければならない。

 

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お題「わたしの黒歴史」

 

こんばんは。入國七帆子でございます。

 

あなたは、結婚式を挙げたいですか?

 

わたしは、ウェディングドレスを着て写真だけは撮りたいな、と以前は思っていたのだけれども、結婚式でお金が飛ぶのはなんだか馬鹿らしいじゃないかと思っていて、結婚式はしたくないと思っていた。披露宴だなんて、ただの公開処刑でしかない。

 

とあるSNSで、七五三の写真を見かけた。

その女性は、どうやらその写真で式を挙げたらしい。挙式を行った神社で、毎年家族で初詣にいき、お宮参りや七五三も同じ神社で行う・・・ふたりだけではなくて、家族のライフイベントに神社がある、というようなことを書かれていた。

その書き込みに憧れて、わたしも結婚式だけは挙げたいと思うようになった。もちろん、神前婚。いいと思ったらすぐ取り入れる柔軟性といえば聞こえは良いが、単純に影響されやすいだけだと思う。

 

彼に、結婚式はしたいかどうか聞いてみた。

 

友人たちの結婚式を見て憧れる・・・けれど、あまり大きなものはしたくないとのことだった。そこから結婚式の準備はこれしてあれして・・・という話になっていった。

 

その一つが、ふたりの出会いまでのそれぞれのあゆみを映し出した映像制作。

 

 

元々根が暗い性格なのと友人がかなり少なく、それも大人になってからできた友人ばかり。学生時代の知り合いに、友人と呼べる存在は皆無であるわたし。家族仲でさえ良好とはいえない。

 

そんなわたしの過去が流れ出ようものなら、本当に公開処刑でしかない。

しあわせの絶頂であるはずの場は、たちまち処刑場と化すだろうと思う。

それなら、波乱万丈番組で出演する方がまだ良い。そもそも、自分の過去という限りある材源を切り売りする気はないが・・・。

 

もっと、学生時代に勉強をしておけばよかったという後悔はあまりない。けれど、もっと人に話せるような明るいエピソードをいくつか用意しておくべきだったとは思う。

 

 

ここまで読んで下さりありがとうございました。

 

ごきげんよう

 

入國 七帆子